ハグミー のグレーの外壁タイル

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一条工務店のハグミーファムでは外壁の選択肢は多くはありません。
タイルの機能性と色違いだけです。
我が家は標準のグレータイル単色を選びました。
今回はその選択についてお話しします。
いづれも2024年当時の内容ですので、あらかじめご了承ください。
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標準タイルを選んだ理由

選んだ理由はコストではありますが、オプションのハイドロテクトタイルは魅力的な機能を持っているので随分迷いました。
ハグミーではハイドロテクトタイルは坪単価 17,600円(税込み)のオプションです。
一番最初の見積には、42.5万円(税別)で記載がありました。
ハイドロテクトタイルは光触媒技術により、セルフクリーニングができるというもの。
確かに、新築住宅でも15年ほどで外壁を塗りなおしているお宅も見受けられます。
では一条工務店の標準タイルはどうでしょうか。
  ・タイルそのものの耐久性は十分。
  ・一条工務店のタイルは割れるというものがありますが、2年以内なら修繕してくれる。
  ・タイルがはがれるような事例は、ネット上を探してもあまりない。
  ・表面は思ったよりザラザラしていて、汚れは落ちにくそう。 
ハイドロテクトタイルと比べるから、見劣りするので一般的な外壁材料としては上等な部類です。
では、本題の汚れについてはどう考えたか。
  ・北風に吹きさらされる場所なので、自然に洗浄される。
これは実家での経験なのですが、隣家との間が狭い(2m無いくらい)方が、コケが生えたり、劣化が進んだりしやすいようです。
  ・周囲に樹木や植栽が少ないので風通しが良い。
  ・汚れたたらその時に考えよう。劣化するのではないのでその時に対処すればよいか。
  ・平屋なので、汚れたら自分で洗えないことは無い?
    パラペット端まで3.5m一番高いところで4.5mちょっと届かないかもです(泣) 
標準タイルでもそんなにひどいことにはならないだろうということで標準タイルにしました。

タイルの色

つづいて、タイルの色の話。
ネット上にはハグミーで選択できるタイルは白一択との情報もありますが、2023年当時の選択肢は3色。ハイドロテクトタイルを合わせると6種類から選択できます。
標準タイル3色、またはハイドロテクトタイルの3色でした。
これらから2色選んでツートーンにもできます。

ホワイトとピンクではタイルの種類(標準またはハイドロテクトタイル)によって、色目が異なります。
これもカタログからの抜粋なので何とも判断しにくい。
展示場でも実物のタイルを見たのですが、実際に建てたときの雰囲気が分からない。
このため私は近隣の一条工務店の家を実際に見て回りました。
それで最終的にはグレーの一色。その決め手は、
 ・ハグミーなので無理に装飾するのはやめて単色。
  どうあがいてもカッコよくはないです。もうブサカワイイ路線で・・・
 ・北陸の冬にはどうもピンク系は似合わなさそう。
  これが東海や瀬戸内、南九州など温暖なところなら南欧風でマッチしそうなんですが・・
 ・夏は白、冬は黒の方が日射熱を利用しやすいので昼間を取ってグレー
 ・出来るだけ使う色を減らしたい
  窓枠が白。玄関ポーチはグレー、雨どいはこげ茶。玄関ドアはビターグレイン。
  エアコン配管はグレー
  ・・・あまり減らせてはいないです。
   うまくやれば、白黒写真のようなモノトーンになったと思います。 
   ◎窓枠もダーク系、エアコン配管と雨どいは黒、カーポートも黒
     または
   ◎窓枠は白、配管類も白、カーポートも白
   こんな組み合わせも、今思うと良かったかもしれません。
今、見ると標準の真っ白なタイルは、強い日差しになどに映えますし、雪景色の中でも良いですね。
「小さい白い家」と文字にしても可愛らしいです。
それで、我が家屋のグレーの色味です。下の写真です。タイルはグレー一色。
窓枠は白。1年経って雨シミが目立ちます。

すべて、我が家の外壁を撮影したものですが、日差しによっていろいろと印象が変わります。
夏の強い日差しの中では明るいグレー。
夕方にはグレーというか、淡いブラウンにも見えます。
かすみ色というか、これではカタログや小さいサンプルでは想像しにくいはずです。

1年経っての感想

1年経った現在、汚れはありません。
時々、鳥のフンが付くことが有るのですが、それらはいつの間にか無くなっています。
ザラザラした表面ですが、汚れは落ちるようです。
標準タイルでも今のところ、汚れに関する問題なし
・それより、白い窓枠の雨シミ汚れが気になる。
たった1年では判断できませんが、ハイドロテクトタイルを採用すれば良かったということは今のところは無いです。

外観での公開

グレータイルについても後悔はありません。強いて言えば、エアコンの配管をグレーではなく雨どいと同じこげ茶にしておけばよかったです。
カーポートや玄関ドアなどと同じように黒、または黒に近いこげ茶にすれば良かった。
もしかすると、若干うす茶色に見える外壁タイルも、他の色に合わせやすいようにそのような色味にしているのかもしれません。

・雨どい、カーポート、エアコン配管など、差し色になるものを最初にイメージしておけばよかった。
タイルの種類もそうですが、打合せ中に破風や軒天などの色の選択も迫られます。
わたしは、十分に準備が出来ていなかったことが少々悔やまれます。
この記事が、グレータイルの選択の一助になれば幸いです。

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