ハグミーを選んだ時点で大きな失敗は無くなります。
それは、注文住宅着工数が1番ですし、SNSに晒される数も膨大です。
その知見を上回ることができる施主は、そう多くはないと思います。
また、新築住宅の後悔ポイントは、それはもうネット上にたくさん出てきますので、大体のところは抑えたつもりです。こういう部分はSNS時代の大きな利点だと感じます。
一方、一条工務店系のSNSばかりに気を取られて、全ての家つくりに関わるところを見逃していました。
規格住宅なのに後悔?
 ハグミーでは間取りでの後悔はできないです。もう決まっているものから選択しているのですから。後悔があるとすれば、あのプランにすれば良かった!など全てをひっくり返すくらいのことになります。
 ハグミーの場合
  〇 選択肢が無い → 間取り
  〇 つける・付けない → ハニカムシェード・タッチレス水栓など
  〇 選択肢が限られる → 床・壁・建具の色
本当に自由度があるのはコンセントくらい?それくらい自由度が無いです。
それと便利系のハイテク系のオプションもほとんど付けていません。
我が家のコンセプトは「家は素材」なんでね。
 もったいぶらずに行きましょう。 
後悔ポイント① シューズボックスは大きいサイズにすればよかった。


シューズボックスは、標準タイプのものを選んだのですが、3人分の靴の収納で余裕がありませんでした。
間取り内にシューズクロークがあるので、季節もの靴類はそこにDIYの棚を付けて収納したらよいと考えていましたが、実際はシューズクロークは家庭菜園のものやペット(猫)のものであふれて、靴どころではありません。
写真では扉1枚で8足入っていますが、高さ方向も横幅もギチギチです。意外と靴を持っていました。ブーツや場合によっては長靴もあるでしょう。
収納スペースが少ないことは分かっていましたが、8万円のオプションに躊躇してしまいました。
後悔ポイント② 給湯のヘッダー管の位置
 間取りを見て、浴室のすぐ裏側にエコキュートが有るので全く安心していました。ところが冬季にはなかなかお湯が出てこないんです。
 改めて水道設備図面を見ると、エコキュートからの給湯配管は一度、住宅の中央のヘッダー管というところへ行くのです。
 そこからで、浴室・洗面・キッチンへ分岐します。

 エコキュートからヘッダー部まで、4.5マス、ヘッダーからシャワーまで4マスなので、0.9m×8.5マス で直線でもありませんので約8mあります。これが浴室へのシャワー使用時にしばらく温水が出ない理由でした。管の断面積は2cm2×800cmで1.6㍑ほどなんですが、時間にすると30秒くらい。
 なので水を捨てるというよりも、待っている時間がストレスになります。
 幸い、浴槽への配管はエコキュートからは最短でつながっているので、追い炊きの、一瞬冷たい水が浴槽に流れ込むことはありません。
 エコキュートからヘッダー管、そして浴室までの経路を最短できないか問い合わせればよかったと思います。
後悔ポイント③ 室内のインターフォンの位置
これまでインターフォンのない生活でしたので、 何となくリビングに付けたのです。


この場所では、リビング以外の場所からは、一度戻る必要があります。キッチン側にいても同様です。
落ち着いて対応すればよいのですが、そもそも大きくない家で、呼び鈴がなると、つい玄関先で対応してしまいます。
玄関への動線上に置くべきだったと思います。
後悔ポイント④ 雨水升の位置
こちらも水道設備に記載されている案件です。汚水や下水は、住宅の後ろに公共桝がありましたので問題はありません。

 一方、雨水枡3つが道路側、つまり駐車場や玄関側に配置されました。3つのうち小さい一つはカーポート設置の時にDIYで、住宅の横へ排水する方向に移設しました。
 提携の外構業者を使って、2次外構工事までプランニングしていればこのような事にはならなかったと思いますので自己責任です。
 雨水枡や汚水桝の配置は外構のイメージを一条工務店の設計に十分に伝える必要があります。

2個の大きい雨水枡は、住宅側に設置すればよかったですが、まったくイメージできて居ませんでした。
駐車場と住宅の間も通路になるので見た目が良くありません。
一段上がった、犬走りのところなら、人も歩かないので、薄く砂利引きしておけば円だちません。
雨水枡は大きいし2つもあるので、後悔しています。
ハグミ―で後悔を減らすためには
一条工務店に限らないと思いますが、設計士の提案力は期待できないと考えて、打ち合わせに臨んだ方が良いです。
一方、ハグミーの企画自体は、良く良く練られていますので、変更や選択可能な部分に注力すると良いです。
 ・変更や要望の可否は早めに一覧表にして、営業さんや設計さんにまとめて聞きましょう。
 ・後悔ポイントはネットやSNSに有るのであらかじめ、Excelなどにまとめておきましょう。
 ・外構は駐車場と動線を十分にイメージして、ネット上の後悔ポイントをまとめておく。
 ・上下の水道設備はその経路や埋設の深さを確認しておく。
    配管の上には植栽や柵やブロック塀の基礎は設置できません。
   これから家つくりをする人の参考になればよいと思います。
  
  
  
  
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