「土地があるなら安く家が建てられるはず!」そう思っていた時期が私にもありました。ところが、いざ家づくりを始めてみると、そうでもありません。今回は、宅地ではない土地に家を建てる費用と、ハグミーを建てる費用。どんな費用がかかるのか。我が家のケースをざっくりご紹介します。
本体価格+1000~1500万円
実際に営業さんから見積を出してもらうと3500万に近い金額でした。正直これには驚きました。本体に約1500〜2000万円もの費用が追加されています。繰り返しますが土地はありました。何にそんなにかかるのか? 下の図をご覧ください。

建物本体は1,632万円。これは偶然ですがチラシとピッタリ一致しており坪単価61万円。これがなぜ、とんでもない金額になるのか・・・。
それ以外の付帯費用やオプション費用を一覧表にすると以下の通りになります。
本体 | 3LDK 26.6坪 平屋 ハグミーファム | 1,630 |
確認申請・長期優良手続き 仮設工事 屋内の給排水工事 屋外の給排水工事 | 県や市への申請書類 仮設工事 建物内の水道工事 敷地内屋外の排水工事 | 150 |
オプション | 350 | |
太陽光&蓄電池 | 10.5kW&7.5kW | 210 |
1.確認申請(県や市への申請書類)・仮設工事及び給排水
ざっくり敷地内の給水配管や雨水排水,下水配管まで150万円
・オプションで350万円。
これは営業マンがおおよそ見繕ってくれたもの。太陽光発電無しでこの価格というのも驚きです。
・そして太陽光発電と蓄電池が210万円。
・消費税 10%
それらの合計はおよそ2,600万円ですね。
最終的な支払い金額は太陽光発電もつけても同じようなで金額になりました。
私的にはこの金額(2600)が住宅の金額ではないかなと感じます。
グレードによって、床暖や太陽光発電が標準のものや、値引き分がありますので、ハグミーの間取りでアイスマートなどの上位モデルを見積もってもよかったのかなと思います
宅地化への費用
宅地では無い土地が有ってもお金はかかるんですね。造成や上下水道の引き込み費用は一条工務店の提携の業者の見積もりでしたが、周辺に住宅もない畑地で、約100坪の造成費用、道路と敷地間の蓋つき側溝、水道引き込みなどで見積もりは550万。
そして、家の完成に前後しての外構分として、土間コン駐車場、カーポートも入っており、多少高めの見積もりということで700~800万円とのことでした。
ただ、もうダメですね。この直前に入居宅訪問もしていたので、一条工務店で建てたいと思ってしまいました。営業さんは、家を建てるという現実を見せてくれたのだと思います。
余談ですが、ずっと見積と書いていますが、一条から出てくる資料には、「資金計画書」となってます。本契約の時に初めて表題が「見積書」となりました。
さすがに金額の妥当性を確認したかったので、他のハウスメーカににも見積を取ることにしました。
最終的な(一条工務店)支払い金額
他社の見積もりを一つだけとって、自分を納得させたのと、造成と外構工事を、提携外の業者に依頼することで総額の調整を行いました。その結果、一条工務店への支払いは太陽光発電と、床暖も付けて2500万をいくらか超える金額となりました。
後悔があるとすれば、アイスマートやグランスマートの見積ももらっておけばよかったというところです。
まとめ
私の経験から家つくりには
①本体価格
②申請費用,上下水道設備,仮設工事費用。 150万円
③オプション。基礎の種類や地盤改良から、ハニカムシェードなど。 500~1000万円
——–ここまでが一条工務店への支払い——–
以下の費用は、建築予定地に大きく左右されるので、別途予算たてが必要です。
④宅地造成や宅地外からの上下水道の引き込み。
⑤外構費用。駐車場の土間コンやカーポートなど。
他社の場合や営業さんによっては④,⑤で総額を調整する場合もあるので、住宅の費用を比較する場合は①~③で比較すると良いです。
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