エアコンをネットで購入するメリット・デメリット

新築時にエアコンをどこで付けるか、意外と調べても答えが出にくいテーマです。選択肢は大きく3つ。新築時に住宅メーカーのオプションで付ける・後付けで家電量販店に頼む・後付けでネット通販を使う。我が家では新築時に1台、入居後にネット通販で1台と、実際に2通りを経験しました。その経験をもとに、費用・手間・自由度の3軸で比較します。

一条工務店ハグミーファムのエアコン選び
一条工務店のエアコン、新築時に付けるのが正解な理由

費用の比較

まず総コスト(本体+工事費+付帯費用)で見た場合の目安です。

新築時オプション後付け・量販店後付け・ネット通販
本体価格オプション価格に込み高め(店舗モデル)安め(住宅設備モデル)
工事費込み別途(標準的)別途(手配次第)
架台・配管込み(積雪地対応も)別途別途
総コストの目安◎ 最安△ 割高になりやすい〇 本体は安いが付帯費用で縮まる

我が家の実績では、ネット通販で住宅設備モデルを購入・工事付きで手配しても、本体以外に約4万円(工事費・ホース・積雪地向け架台)が上乗せされました。新築時オプションは架台・工事込みで最上位モデルでも14万円以下。本体価格の差がそのまま総コストの差にはならない点に注意が必要です。

量販店モデルは型番が住宅設備モデルと微妙に異なるため直接比較しにくく、同等スペックで20万円以上になるケースも珍しくありません。

手間の比較

新築時オプション

手間はほぼゼロです。引き渡し時にすでに設置されており、日程調整も保管の手間も発生しません。

後付け・家電量販店

店舗に行って選び、工事日を予約します。本体と工事がセットで手配されるため、ネット通販より段取りはシンプルです。ただし繁忙期(夏前・引越しシーズン)は工事の予約が数週間待ちになることがあります。

後付け・ネット通販

最も手間がかかります。これは他の家電製品と違うののは、設置工事が必要だということです。ネットで購入した場合、

  • 設置工事をセットで購入する
  • 設置工事業者を自分で手配する
  • DIYで設置する

よほどの強者でなければ、私は、接地できませんから、上の二つで検討しました。コストはどちらも同じ程度ですし、「工事付きセット」で注文しても、工事業者との日程調整は自分で行う必要がありました。それも、電話、かつどこかの窓口経由なので、少しもどかしい。工事可能日は平日日中に限られることが多く、仕事を休む必要がありました。さらに驚いたのは本体は工事日とは無関係に先に届いたことです。私は、エアコンの施工会社が、工事日に持ってくるものだと思っていました。

大きな箱を受け取り、工事日まで保管しておく場所も必要になります。物騒な昨今では玄関先に置いて置くなんてとってもできません。

小さな電気店で、販売店が設置するような場合はいろいろと融通が利くと思いますが、家電量販店やネット通販店では、工事業者へ依頼するわけですが、かなりドライな印象です。家電量販店もネット通販店でも、最近は大きなトラブルは無いと思いますが、万が一の際は、ローカルな対応ができるという意味で家電量販店の方が安心でしょう。

ネット通販でエアコンを設置する方は、あらかじめ、販売店と施工業者は、全く別会社だと認識しておくと、不要なストレスを減らすことが出来ます。これを考えると評価の高いフリーの地元の設置工事業者があれば、そういう選択でも良かったかなとも思います。

・・・面倒でしょ・・・

自由度の比較

新築時オプション

提示されたラインナップ(ローコスト・バランス型・高性能の3ランク程度)から選ぶ形式です。メーカーや機種の選択肢は限られますが、逆に迷わずに済むともいえます。

気になるエアコン(例えばズバ暖やスゴ暖など)があるなら、施主支給して取り付けてもらえると思いますので、ハウスメーカーの営業さんに問い合わせしてみてください。

後付け・家電量販店

実機を見て触って比較できる点は量販店ならではです。特に大きさや張り出し具合ですね。高性能住モデルは小型の結構に張り出しが大きいです。狭い部屋では目立ちますね。

基本的に国内全メーカーの店頭モデルから選べます。ただし店舗モデルは型番が独自で、他店・ネットとの価格比較がしにくい構造になっています。モデルチェンジのタイミングによっては、ひとつ前のモデルの在庫品があれば、ほぼ同一機能の物が安く買えたりしますが、これは運が必要です。

後付け・ネット通販

自由度は最大です。今では比較サイトなどで、自宅で簡単に調べることが出来ます。特に住宅設備モデルと量販店モデルの比較などもできます。人によっては、実店舗を巡ったり、そこで迷う方疲れる方もいるのではないかと思います。

私は、エアコンの性能とか気になってしまうのです。ただ一般的なエアコンを買っても特に大きな差異は無いとも思いますでの、そんなに調べなきゃ!と思う必要もありません。


保証・アフターサービスの比較

新築時オプションと量販店は、トラブル時の問い合わせ窓口が一本化されています。ネット通販は本体のトラブルはメーカー、工事のトラブルは施工業者と窓口が分かれるため、問題が起きたときの対応が煩雑になりやすいです。また、保証書もメールでの通知のみになる場合もあるので、窓口を確認しておいてください。ログインパスワードを求めらる場合もあります。画面印刷やPDFで保存も有効でしょう。施工時も「化粧カバー○千円。これが無いとテープ巻き上げになります」など普通に追加料金発生します。ぼったくりでも何でもありません。悪質な販売店ではない限りそういう契約ですので、設置当日の出費も想定しておいてください。


3択まとめ表

新築時オプション後付け・量販店後付け・ネット通販
総コスト
手間
機種の自由度
保証・サポート
こんな人に向く迷いなく済ませたい実機を見て選びたい手間を厭わない

まとめ

こだわりがなければ新築時オプション一択です。コスト・手間・サポートのすべてで優位に立ちます。入居後に追加設置が必要になった場合は、手間を取るか価格を取るかで量販店かネット通販かを選ぶ形になります。ネット通販は機種の自由度と本体価格の安さが魅力ですが、付帯費用と手間を差し引いた「実質的なお得さ」は思ったより小さくなることを念頭に置いてください。

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