HUGme famで床暖房は外せない?

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—実体験から語る導入すべき理由—
一条工務店の家に住んでいる人で「床暖房は不要だった」というコメントは、まず目にしたことがありません。
この一点だけでも、一条工務店の住まいにおいて、床暖房の要・不要の議論にはすでに結論が出ていると言えるでしょう。

私が選んだ「HUGme famハグミーファム)」では、床暖房や太陽光発電はオプション扱いですが、結論から言えばこのオプションは絶対に選択すべきです。

「ハグミーの追加オプション費用520万円を徹底解剖|選び方のコツも解説」
入居してからの電気代
我が家のスペック

私が家づくりを始めた当初から検討していた「導入費用」「故障リスク」「電気代」「効果」の4つの観点から、その理由をお話しします。

私が住まいに求めたこと

私の家づくりの絶対条件は「暖かい家」でした。 古い実家に住んでいた頃、テレビCMで流れる「あったかハイム」などのフレーズを聞きながら、「冬でも暖かい家があるんだな」と漠然と憧れていました。

しかし、実際に家を建てるとなると、有名ハウスメーカーの価格は高いという現実に直面します。そこでタイミングよく知ったのが「HUGme famハグミーファム)」でした。決して安価ではありませんが、調べていくうちに一条工務店の「暖かさ」に対する考え方が非常に合理的であることが分かりました。一条工務店がこれほどシェアを伸ばしているのは、施主の「快適性」という要求を的確に捉えた結果だと思います。

導入費用:まあまあ、費用は掛かります

HUGMEの場合、床暖房はオプションで、費用は約53万円(税込みで約58万円)でした。 坪単価に直すと約2万円/坪です。これで居住スペースはもちろん、浴室や玄関土間まで施工されます。
床面は温度設定にもよりますが、暖かくはないです。素足でも全く冷たくない。です。

ただし、これに加えてエアコン2台分(約25万円)も予算に入れておく必要があります。
ハグミーシリーズでは「さらぽか(床冷房)」は採用できません。
夏を過ごすために最低1台は必須だからです。

故障のリスク:構造を理解すれば不安は少ない

故障時の修復費用については、あまり不安視していません。 床下の配管は内径10mmほどのポリエチレン管で、ヘッダー(分配ユニット)から各部屋まで継ぎ目のない一本の管でつながっています。これは一般住宅の屋内水道管と同じ仕組みであり、漏水などの心配はほぼ不要でしょう。

熱源機はエアコンやエコキュートと同じヒートポンプ式なので、故障の頻度もそれらと同等と考えられます。専用品のため交換費用は汎用エアコンより高くなるでしょうが、他の暖房方式に比べて特段リスクが大きいとは言えません。

電気代:2月のピーク時で約2万円

これについては、リンク先の実績をご覧ください。
ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)と思っていると、意外とかかります。
床暖房を使う間は月間でマイナスで、我が家では2月が一番支払金額が大きく2万円です。
この増分には、エコキュートの負担増も含まれますし、太陽光発電パネルへの積雪などの影響もあります。床暖単体の電気料金はわかりませんが、住宅の電気代を掲載しています。
月々の電気料金
その電気料金は
 ・地域の気温
 ・日照時間やパネルへの積雪
 ・室温の好みや床暖の温度設定
 ・住宅の大きさ
 ・電力会社との契約条件
 ・断熱等級 ▶ ハグミーファム驚きのUA値! 
で大きな違いがあるようです。
もちろんオール電化なので、灯油やガスに関するコストは「0」です。
燃料の買い出しのや給油の手間がないのメリットです。

結局、暖かさはどうなのか?

最初の冬を終えて、私ほど家の性能や電気代に興味がない家族は「床暖だけであんなに暖かいとは思っていなかった」と驚いていました。
一方、私の正直な感想は「寒っ」はなかったこと、「電気代は思ったよりしたな」というものでした。私の期待値が高すぎたのかもしれません。

設定温度を控えめ(24~28℃)にしていたため、「半袖で過ごせる」ほどではありませんでしたが、一条オーナーたちの「寒くない」という表現には非常に共感しました。
床暖房はワンシーズンつけっぱなしにするため、光熱費とのバランスを考えて控えめに設定するのが現実的な運用だと感じます。

床暖房×エアコンの併用が最強

2回目の冬はリビングにエアコンを設置しています。
最新のエアコンは立ち上りが強力なのと一条工務店の性能、小さな平屋が相まって、随分と暖かく感じます。
床暖で寒くないを担保しつつ、エアコンで個人差や外気温の低下時にアシストするような環境を作ることができました。
ハグミーファムの標準設定でも、各部屋には将来用のエアコンスリーブが設定してあります。
(こういうことは初めて家を建てる人は気が付かないかもしれませんが)
「床暖だけで」とか「全館空調」などのこだわりを無くせば何とも快適な居室空間つくりができます。
また、床暖の設定を各部屋ごとに設定しても節約にはならないようです。
外気はロスガード90を通じて、室温近くに温められて各部屋に供給されますが、それらは全ての部屋の平均温度よりも2℃程度低くなります。それが一時的なものなら問題ないですが、床暖のレベルで差をつけても節約と快適性を両立できないと思います。

結論:なぜ床暖房は「必須」なのか

それじゃあ、床暖は不要なのでは?
と思うかもしれませんが、床暖は絶対に採用してください。
エアコンで空気が温まりやすいのも床暖で住宅自体が温まっているからです。
それがないと、エアコンで温められた空気も壁や床の固体を温めるために消費してしまいます。
もちろん、エアコンを床暖と同様にワンシーズン付けっぱなしにすれば、良いのかもしれませんが、その温められた空気も2時間で全部入れ替えないといけませんので、住宅の躯体の蓄熱まで考慮すると捨てる熱量も多そうです。
床暖は床に蓄熱するイメージですかね。
この空気の入れ替えのがなければエアコンでもよいのでしょうけど、空気を入れ替えながら室温をキープする前提とすると、床暖は実は合理的なのではないかとあらためてそう思いました。
同時にこのことが、断熱等級を上げてもその効果を実感しにくいというところにもつながると思います。

あと、暖房費用(電気代)については、月次(12~2月)ではマイナスです。
でも年間ではそうはなりません。
そのために、一条工務店では大容量の太陽光発電パネルを搭載しています。

結論として、ネット上の床暖の要・不要の論争は一条工務店の場合には当てはまりません。オプションであっても採用を後悔することは無いので採用をお勧めします。



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