ハグミーファムではポーチ階段も標準化されています。我が家ではオプションで1段追加しました。外構工事は一条工務店の提携外の業者に駐車場として施工してもらう予定でしたし、周囲環境には余裕があるので、後で考えようと思っていました。それでも外構をやってもらう業者さんからは、「外構の計画は家の計画より先だよ」と言われました。
ハグミーのポーチ階段
ポーチ階段も多少のカスタマイズが出来ます。幅は230mm×奥行き180mm、そこから階段が1段あります。広さは必要最低限といったところですが、大人世帯なら狭く感じることは無いです。なお、ひさしは無風の時以外はほぼ機能しません。玄関ドアは雨ざらしといったところです。この辺はカーポートでカバーしているので別の機会に紹介します。今回のポイントはこの階段を一段増やした経緯をお話します。
標準のポーチ階段
画像は標準仕様のもので、図面のGL(グランドレベル)は下の画像(一条工務店のプレゼン画像より)の赤い線のところを示します。このGLは、BM(ベンチマーク)から+200mm。我が家の場合BMは前面道路のマンホールを基準としています。洪水や外からの視線を考えると出来るだけ高くしたいのですが、その場合は造成費用が高くなります。

この画像は、つまりCGです。
それで我が家では、一段追加しています。


階段は1段160mmです。なお洪水対策としては、一条工務店の場合は盛り土以外にも耐水仕様という選択もあります。
GLとBMの関係
階段は基礎工事の段階で施工されています。外構や駐車場を後回しにするとしても、階段追加は住宅設計に盛り込めば不要なコストを削減できます。

この画像を模式図にすると、標準階段の1段目はBMから360mmの高さになります。また、道路には排水のため中央が高くなっており、その両側はおよそ幅に対して2%ほど低くなっています。

造成も外構工事も、一条工務店の提携外の業者で行ったので、外構と住宅の調整を自身で行う必要がありました。
駐車場の排水と駐車のしやすさ
駐車場には排水を考えての勾配が必要です。これが急すぎると駐車しにくくなります。敷地境界に排水溝を設置するイメージです。道路のBMから計画します。道路は変更できませんから。道路の勾配の約2%の延長にU字溝を設置します。
次にU字溝から玄関ポーチの距離は6m。ここを駐車場とします。その勾配は
・階段追加なし、320mm÷6m = 5.3 %
・階段追加あり、160mm÷6m = 2.7 %
駐車場の排水勾配は2~3%とのことですので、1段追加することが妥当と考えました。

細かな寸法はCADを使って検討しています。

出来上がってみると、勾配は感じますが、それほど意識することはありません。住宅の前面の半分はアスファルトの露天ですがうまく排水しています。道路からの雨水もほぼきれいに排水されます。周辺の排水が良いことも有って、記録的な豪雨でも、100mm幅のU字溝で十分に処理できています。細めの排水溝とすることで、流れるスピードが早くなるので砂なども溜まりにくいです。

実際の駐車場です。雨水は水色を矢印の方向へ流れます。それにしても土間コンクリートやアスファルトに3次元的に微妙な勾配を付けて施工するには施工業者の経験がものを言うようです。アスファルトは重量が掛かると下がりますから、U字溝のフチから1cmほど盛り上げてもらっています。
まとめ
家つくりの中で、外構業者さんが「外構の計画は家の計画より先だよ」とのアドバイスも、今なら理解できます。たかだか玄関ポーチの階段、一段の話ですが、業者目線からは当たり前のことが、素人の私には理解するところから始まりました。振り返ってみると、「わざわざCADまで使わなくても計画できそう」とは思いますね。GLとかBMとか階段の追加とかでの理解の参考になれば幸いです。

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