一条工務店のカップボードはオプションで約30万円、家電収納は約20万円。フル装備で揃えるとおよそ50万円になります。我が家はカップボードのみ採用し、家電収納はあえてDIY(自在棚)に置き換えました。コスト削減だけでなく、ロボット掃除機の動線確保やゴミ箱の配置まで含めた使い勝手を実現しています。この記事では、その判断の経緯と具体的なレイアウトを紹介します。
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キッチン周りのレイアウト
キッチン周辺の配置はハグミーの間取り集から引用します。キッズカウンターの背後、幅、約3.6mの場所が冷蔵庫やカップボードの場所として描かれています。右側にカスミの開き窓がり、出入り口は左側にあります。回遊的な配置ではありません。
パントリーもありませんから食材や食器や調理家電など全てこの部分に収納します。

選択できるカップボードの種類
ハグミーの住宅設備は「ラシックシリーズ」から選択します。カップボード・バスルーム・洗面台・シューズボックスが対象で、組み合わせや色を選ぶ形式です。選択肢が整理されていてシンプルで、ハグミーのコンセプトに合っていると感じました。

我が家では最大幅180cmのカップボードを採用。家電収納(約20万円)は採用を見送り、代わりにDIYで自在棚を設置しました。なお、ラシックシリーズの家電収納は中間部の扉がなく開放的なデザイン。上位モデルのように全面扉で家電を隠すタイプと比べると、開閉の手間が少ない分、見た目のすっきり感はやや劣ります。
画像はカタログから抜粋したもので、色設定はグレイです。我が家は建具類はホワイトを選択しています。
次はその配置です。
カップボードの配置
家電収納の代わりに、DIYにしました。コストのことも有ったのですが、やってみたかったんです。

向かって左側の入口側に自在棚をDIYで設置しました。実際に炊飯器などを置いてみると下のような感じです。壁面の自在棚のレールも目立たなくなります。コンセントは冷蔵庫用の上部に一つ、電子レンジなど高出力、アース付きの物と通常のタイプのコンセントを一つづつ、カップボードと自在棚の両方、全部で5個配置しました。

炊飯器を使うときは前に出すことが出来ます。(家電の色に気を使えば良かった。)
ただ、落下すればやけどなど大事故になりますので、DIYに際しては、あらかじめ壁下地の補強のオプションの指定をしておきました。波なみの部分です。

高さの範囲をH=580~2400mmとしたのは全く失敗でした。当初、・冷蔵庫の上まで、棚を作りたい、合板のサイズは1820mmと勝手に思い込んでいましたが、前者はそんなに高いところは使い勝手が悪すぎる。後者は上から下まで全部でも価格は変わらないからです。そして、チャンネルサポートは長いほど取り付けビスの数が増え、荷重を支えるには安心です。ところが下の方は補強材が入っていないので、石膏ボードプラグを使うことになってしまいました。
続いて、壁の内部構造になります。これは一条工務店のアプリを通じて、提供された種々の書類の一つで、その中には「パネル割り付け」という図面ものです。これによって壁内の構造を伺い知ることが出来ます。自在棚をとりつけた部分です。青い矢印の付近にチャンネルサポートを取り付けています。

緑色の線の部分が壁下地補強部分となります。下の構造材に止めようと思ったのですが、間隔的にうまく合っていません。
電子レンジの重量のことも有りますが、炊飯器の蓋の開け閉めのような繰り返す力は小さくても木ねじを引き抜けるなどの原因となります。いろいろと不確定要素がありますので、チャンネルサポートを3本にしています。それでも部分の確認は今後も必要です。
自在棚のレールは上段までつかる様に伸ばして設置していますが、実際に家電を置いてみると、電子レンジの中身を見渡すにとなると、想定した位置より、低いところで棚を設置することになりました。
ゴミ箱の隣には、発泡トレイやペットボトル、牛乳の紙パックを入れる袋を置いています。
撮影時は見た目が悪いので、一時的に置いていないですが。
この配置のメリット
・ゴミ箱を除けると、ロボット掃除機が引戸の後ろや冷蔵庫の横まで掃除をしてくれます。
・ゴミ箱を少しでも食材から遠ざけることが出来ました。
あらかじめ検討したこと
結果だけ、ササっと紹介したのですが、カップボードの設置は内装工事の一部なので、一条工務店との打ち合わせ前には配置を決めて、一条工務店の図面に反映されていることを確認する必要がありました。
私の場合はCAD(JWCAD)を使って、配置の検討をしています。

壁の厚みや尺モジュールという見方になじみが無かったです。それでも、一条工務店の平面図やカタログの寸法から出来る限り寸法を拾って、描きました。電子レンジにはアース付きの専用コンセントが必要なので、カップボード側と自在棚の両方で想定しておきました。自在棚はこの想定より少し低めに使っています。
それと、住宅の間取りなどの自分でのシミュレーションには、マイホームデザイナというソフトも購入したています。ただ、細かい寸法を確認するためにJWCADも使いました。
規格住宅でもまあまあ選べる部分はあります。
ハウスメーカの新築住宅。まして、一条工務店の規格住宅なので、何もしなくても問題の無い住宅ができます。
ただ、何らかの要望がある場合は、打ち合わせまでに確定しておく必要があります。ハグミーでは設計士さんとの打ち合わせは2回ですが、実際は仕様確定のための確認会です。この打ち合わせの時にどうこうしようという時間はありませんし、設計士さんからのアドバイスを期待してはいけません。
間取りも決まっていて、選択肢もそう多くはないハグミーですが、私は、後悔したとしても、施主の判断で決めることで、満足感が得られと思います。
今回はDIYの紹介のような結末になってしまいましたが、キッチン周りのレイアウトの参考になればと思います。


コメント
初めまして。コメント失礼します。
新築設計中で、主様のようにキッチンに背面自在棚をdiyしたいと考えている者で、ぜひ参考にさせてください。
・棚板の奥行きは400でしょうか?
・背面設置だと安定性が心配になりますが、オーブンレンジをおいても耐荷重的に問題ないのでしょうか?
・棚板の奥行きは450mmです。
・安定性は、チャンネルサポートが真っすぐついていれば問題は無いです。
耐荷重ですが、1段あたり30kgだった思いますがそれは棚受けの許容荷重です。
背面のレールは「ロイヤル ASF-1 チャンネルサポート シングル」というものですが、はっきりとした記載はありません。
最終的には木ねじの抜ける強度だと思います。
当ブログをご覧いただきありがとうございます。
私は、壁補強をしたうえで、一条工務店の「壁パネル割付図」を見て壁裏のツーバイフォーの材木がありそうなところを
「下地探し」で釘位置などからも調査のうえ、60cmの幅に対して3本のレールを固定しました。
レールもできるだけ長いものを使って、木ねじの本数が増えるようにしています。
電子レンジは14kgと大きいものではないので余裕はあると思います。ただ、他にも炊飯器と電気ケトルがあったり、
蓋の開け閉めなど、繰り返し荷重がかかるのでゆるみなどの異常があればそれ以上使ってはいけません。
DIYなので自己責任の範疇となります。
使う高さが決まってから、棚板とブラケットもねじ止めして、余計な横揺れなどは抑え込んでいます。
これらの条件で2年近くになりますが、今のところは問題ありません。
今は、一条工務店もこのような背面付けの棚板のオプションもあるようです。プロの業者様の施工なら耐荷重を示してくれると思います。
このような回答でよろしかったでしょうか。
とてもご丁寧に回答下さりありがとうございます。拝見させていただきました。
我が家も可動棚左側がインセット引き戸になっており干渉してしまうため背面付けを検討した次第です。非常に参考になりました。具体的な金具商品まで教えていただき感謝します。
設計士とも相談しながら引き続き検討していきたいと思います。
家づくりをしていく中で他の投稿もとても参考になります。また度々拝見させていただきます。
ありがとうございました。