外水栓は必要なの?

一条工務店のハグミーでは外水栓は一つ標準でついてきます。
比較的小さい平屋ですので、我が家は玄関前に設置しました。
外水栓にはいくつかのオプションが有ったのですが、積極的選びたいものはありませんでした。

外水栓の選択肢

ハグミーファムでのオプションや内外装色などははA3で20枚ほどの「お住まい検討シート」から選択します。
今見返すと、とてもシンプルです。
それで今回は外水栓。

一条工務店では外構は関せず。といったところでしょうか。
必要最低限といった感じで、あまり魅力的な選択はありません。
散水栓もこの蛇口が泥で汚れているイメージしかありません。
このため、画像左下の排水口立ち上げを選択しました。
立水栓の下にφ50の排水管が立ち上がっているだけです。
外水栓に関しては、良い案が浮かばないこともあって、ガーデンパンさえ不採用として、引き渡し以降に考えることとしました。
 ▶ わが家の減額方法500万円!?

外水栓って必要なの?

あまり良いアディアが出てこなかったので、我が家の外水栓はどういうものか考えてみました。
 ・洗車の用途。
 ・家庭菜園での水やり。じょうろへの給水。
 ・家庭菜園の泥落とし。
 ・スコップや長靴の泥を洗い流し。
 ・住宅の北側に設置されるので、水回りには苔が生える可能性がある。
これらを考えると、
 ・水受けはフラットな方が良い。
 ・とはいえ、集水の機能は必要。
 ・外水栓って高さが有るので水撥ねが発生する。
なんだかんだ言って外水栓は必要です。

それでどうしたの?外水栓

それで、決めたのがこの形。

コンクリートで流しを作ってグレーチングで蓋をしました。
というか、市販のグレーチングに合わせて流しを作りました。

これ、いろいろとアイディアをさがしたのですが、画像として出てこなかったので、DIYしました。
外構業者に伝えきる自信もなかったですし。
自分でいうのもなんですが、大根とか、汚れた靴などを洗うのも便利そうでしょ。
まっすぐ落ちる水も跳ねることないです。
誰も気にしないと思いますが、見た目のポイントとして
 ・グレーチングの間隔は細目。
 ・グレーチングはコストも考慮して、亜鉛メッキの既製品。
 ・グレーチングに縁が無いものを選択して、コンクリートと面一にする。
参考までにグレーチングのスペック 
・片岡産業 圧接型グレーチング 細目 ノンスリップ
・WOS-X型 みぞぶた ピッチ15mm 溝幅250mm長さ995mm
 モノタロウで約1万円でした。

DIYでやってみました

素人なので、コンクリートの施工などは参考にしないでください。

設置場所を掘り起こして型枠を設置します。それまでには十分な採寸と、CADを使ってイメージ作りをしておきます。
写真では分かりにくいですが、内側の型枠の高さは擁壁から、グレーチングの厚み分だけ低い位置にあります。
写真の100均のツルツルのクラフトテープを型枠に貼って、コンクリートから型枠をはがしやすくしました。

そしてコンクリートを打設。
コンクリートは近所のコメリで二袋購入。
K+BUILD インスタントセメント(砂入り) 
内側の木枠まで流し込みます。
コンクリートの割れ防止に簡単な金網を入れれば良かったのですが、適当なものが探しきれませんでした。

それから、グレーチングを落とし込む部分に別の型枠を蓋をするように釘打ちします。その型枠は、縦横グレーチングの大きさプラス10mmの長方形のものをあらかじめ作っておきました。
なお、プロは面取り材を使ってコンクリートの角の面取りをして、完成後の角部の欠けを防ぎます。

外周が固まってから型枠を外して底面にコンクリートを打ちます。コンクリートの硬化は1週間見ておけばよいでしょう。
底面は、出来るだけ大きな勾配を付けました。
素人仕事なので、仕上げ面が粗いことや少しでも水切れを良くしたいためです。

十分に準備したつもりですが、
・コンクリート面を平滑にする方法が分かりませんでした。
・鉄筋までなくても、簡単な金網は入れれば良かった。
・グレーチングが重いので、外すときに手が入るようにすれば良かった。
・幅が狭いものや、樹脂製などのグレーチングとかでもよい。

今回は外水栓や立水栓の必要性と用途、それからデザインについて紹介しました。
おしゃれとは程遠いですがシンプルで機能的な形になったと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。

コメント