50代になり、訳あっていよいよ必要になった住まい。昨今の住宅事情を知らないままに始まった家づくり。家のこと、お金の問題を抱えつつも、でも一番の心配事は自分が家つくりに興味を持てるかどうかでした。
住人と住環境について
・50代夫婦(共働き)と子供一人と猫一匹。たぶん今後増えることはないでしょう。
・北陸地方在住。築40年の実家(木造軸組み在来工法住宅)からの住み替え。
・農地があるので、建売住宅を購入(土地を離れる)するという選択はありませんでした。
・実家のリフォームや改築。この選択も諸事情により無しです。
・実家近くに未造成の土地が有り。
・2023年6月から構想して、2024年8月に入居
家つくりへの関心
最初にも書いたのですが、最初は何から手を付けてよいのかわからずに家つくりにも関心を持てませんでした。古い実家も、親の世代で建てたもので、自然素材も使った木造軸組みの本格木造住宅です。和室や仏間、縁側廊下、両側引戸の玄関、応接部屋、夫婦の離れなどなど、当時のこの地方の様式をふんだんに取り入れたものです。製品や素材としては50年以上持つかもしれませんが、耐震基準や断熱性能などは今となっては全く合わないものです。仮に35年ローンを組んでも、製品としての寿命というより、時代で価値観が変わってしまうと思うと、とにかく安価なものを探し出したいという気持ちでした。
住まいについては、これまでも、考えていないことはなかったのですが、20年ほど前には欠陥住宅や手抜き工事、日本の住宅は寒く、住宅自体の寿命も短い。などなど、ネガティブな情報が多く、それを避けるには、施主が問題が無さそうなメーカや工務店を探し、施工中も目を光らせて初めて自慢できるマイホームが完成させるというイメージでした。
こんなこともあって、住宅にはあまり期待もなく、ローコストの家を探し始めました。
ハグミー、いいじゃないか
ところが、そんな諦めの境地のなか、一条工務店のハグミーを見つけてしまったんです。まんまと一条工務店のマーケティングにはまったと言えばそれまでですが、「一条工務店が考える住宅に必要な性能を備えて、それ以外の部分は合理的に考えることで1490万~の住まいを、100通り提示しますよ。」これ、とってもいいじゃないか、と。低価格という、キャッチーさは当然ありますが、何か共感できるものを感じました。
ハグミーから知りえたこと
さらにハグミーのWebサイトを見ると次のものが標準
・耐震等級3
・全館換気システム
・高気密・高断熱
・長期30年保証
このようなポイントを見ると、その内容について興味が沸くもの。これら一条工務店が強調する内容は部分は国土交通省の品確法の方針にも従っているところでもあり、それらには等級表示があるのですが一条工務店が得意な分野をピックしています。ちなみに住宅性能表示の項目には「高齢者への配慮」などもありますが、我が家の場合は最低ランクの等級1、ということもあるので、くれぐれも一条工務店が完全無欠というものでもありません。
そして、その100通りの間取りは公開されているので、自分の土地に有ったものを探すことができます。見方次第では、そっけないと感じるかもしれません。我が家の場合は平屋と廊下付き、畳部屋なしと決めていたので、すぐに数パターンに絞り込まれました。
ハグミーを選ぶ理由
──こうして、性能と価格、そのどちらかを諦めることなく、さらに自分の土地にもきちんと収まる住まい。それが「ハグミー」だった、というわけです。
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